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温泉入浴で快眠を~。


僕の特技はどこでもすぐに眠れることなんですが、友人の何人かは不眠症なので、不眠症の新聞記事なんかは何気に目がとまっちゃうんです。寝れない人の気持ちがわからないので、ひょっとしたら、夜寝れないのは昼寝のし過ぎとか、カラダが疲れてないからじゃないのとか変に憶測したりしちゃいますが、当の本人は眠れないのが相当辛いみたいなんです。そこで、温泉入浴が快適な睡眠を誘導することと併せて他にも睡眠導入に最適な何点かの快眠術をご紹介したいと思います。

良い温泉は不思議と眠くなるんです。

1、就寝直前に少量のアルコールやカフェイン、食事をとるとカラダにたいして興奮性の作用にもなり寝つきが悪くなるそうです。しばらくして眠気を感じてから就寝するようにします。

2、寝る前の30分前からは部屋を暗くして過ごしましょう。明るい部屋は脳の交感神経を興奮させて寝つけない原因になります。

3、寝る前に少しぬるめのお風呂にゆったりと入ります。副交感神経が優位になり眠気が促進します。

4、鎮静作用のあるアロマ(香り)をつかうのも効果的です。ラベンダー、カモミール、マンダリンなどお気に入りの匂いで精神を鎮めて眠気を促してください。

5、簡単なことですが、眠くなったらすぐにベッドにはいりましょう。眠気のリズムは2時間程度の周期があるそうです。

6、気持ちが高ぶっている時や緊張しているときは、ストレッチやヨガなども有効です。またゆったりとお腹をいしきして呼吸することも(腹式呼吸)気持ちが落ち着いてきます。

7、ベッドにはいっても眠くならない時は、無理に寝る必要はありません。寝よう寝ようとしても頭が冴えてきちゃうものです。

温泉を生活習慣に♪

快眠、快食、快便は、普段の生活習慣が反映されるものですが、眠れない夜を過ごすことが最初からわかっているのなら、どんどんカラダを疲れさせて、気が付いていたら寝ていたなんて感じで、また、温泉入浴もどっと疲れもとれるものです。それもカラダの疲れとともに心の疲れも一緒に温泉に流れ出してしまうものです。清水湯の温泉にはいるとよく眠れるというお客様は結構多いんですが、普段の健康的な生活習慣のなかに清水湯の温泉入浴を取り入れて毎日快眠の健康生活を過ごしてみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

参考文献、K新聞 ぐっすり快眠術

 

これは簡単!舌トレーニング。


古来のインドでは、イエス(肯定すること)の時に、舌(した)をべーっとだしたらしいのですが、記憶がおぼろげなので、間違っていたらごめんなさい。普段から健康でいたいと思っているのですが、できたら簡単に楽に健康になりたいと常々考えていたところ、舌を動かすだけの運動があるというので、ご紹介したいと思います。

温泉が効果的なので、最小限のトレーニングでも効果が高まるんです。

食べ物を食べたりするときに、大切なものが、唾液なんですが、この唾液は消化吸収を助け、嚥下(飲み込むこと)も楽にすることができるのですが、舌がよく動くことと唾液の分泌は関連があるようです。また唾液が出れば、胃腸も元気になるんです。舌の動かし方として、

1、口を大きく開けて。

2、舌をペロペロと上下に伸ばし。

3、舌を左右に伸ばします。

4、舌はそれぞれ10秒ほど数えながら伸ばします。

お風呂に入りながらすると、かなり面白い光景になるかもしれません。

この舌の運動をある老人ホームで行ったところ、飲み込む力が改善されたそうです。また、この舌の運動によって舌の細胞が活性化して唾液をふやし消化吸収が改善して、ついでに脳みそが活性化するらしいのです。気軽にできる舌の運動をしながら、お風呂にはいるのも良いかもしれませんね。これからも、気軽に健康になれる情報をふんだんにご紹介していこうと思っています。また寒い冬だからこそ、誰でもできて簡単に健康へのアプローチができるものを、取り入れてみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

参考文献、K新聞 舌の運動

 

 

家事も健康アップに


最近の健康作りには、運動以外に、日ごろの家事や、生活スタイルで筋力維持や、バランス感覚の維持、または高齢者の転倒予防の意味でもお掃除などの日ごろ普通に行う家事などで予防することが脚光を浴びてきています。僕も運動が好きで10年以上ジムに通っていた時期もありましたが、いわゆるマシントレーニングにしても有酸素運動にしても、パーソナルトレーナーがいるか、かなり競技として目的意識がないと、かなり惰性に流されがちな運動になりがちなんです。

温泉入浴が一番手軽な健康法なんです。

実際、程よい健康を維持したいのであればそれでいいのですが、運動強度的には日ごろの家事程度でも十分同程度の運度強度を得ることができるんです。特に階段の上り下りは是非、階段を使用してしっかりと脚力をつけたいものですし、草刈であったり、炊事洗濯なども奥様のお手伝いがてら健康的に家事をこなしていくのも、おすすめです。

清水湯の露天風呂には転地効果もあるんです。

年齢を重ねるごとに足腰は知らず知らず衰えていくものですが、歩く、活動する、という前向きな気持ちを持ち続けて、生活強度を維持していくことによって、わざわざ、さー運動しようなどと気持ちを奮い立たせなくても、自然と矍鑠と(かくしゃく)壮健(そうけん)な生活が送れると思うんです。適度な運動(家事)と健康温泉入浴法を組み合わせて、手軽に気軽に、いつまでも健康でいたいものです。

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

 

かけ湯が大切なんです。


お風呂にはいっていて、頭がくらくらしたり、立ちくらみしたり、目の前がチカチカしたり、そういう経験をしたことってありませんか。やはり日ごろの生活の中では、知らず知らずに疲れがたまっていたり、血流の流れが滞ってしまったりして、調子がすぐれない時もあるものですが、3代目の僕もたまにお風呂からあがった時に目の前がチカチカして頭がくら~っとしてしまうこともあるんです。毎日、温泉に入って温泉に慣れていても、軽い「のぼせ」というのはあるものなんです。ましてや冬の季節高齢者の方などは特に温泉入浴は気をつけなくてはいけないと思うんです。

カラダをお湯に慣らしてからお風呂に入ってください。

厚生労働省によると、入浴中の事故は年間の交通事故よりも多いということなんですが、原因の一つに血圧の上昇が関係しているんです。それは、寒いところから、または冷たいカラダを急激に熱いお風呂に入ることによって、さまざまな危険が潜んでいるんです。急激にカラダを冷やすと血管が急激に収縮して血圧が上昇、脳内出血などの血管系の疾患を引き起こすこともあるんです。また、その後の熱いお風呂に入ることによって急激にカラダを温めることによって、逆に血管がゆるんで、血圧が急降下して意識がぼーっとする意識障害などいわゆる「のぼせ」になることがあるんです。

健康的な温泉入浴で健康長寿を手に入れましょう。

とくに高齢者は体温を調整する機能がうまくいかないこともあるので要注意です。それでも、温泉入浴が何よりも楽しみという方もたくさんいらっしゃいますので、安全に入浴するためには、やはり、事前の「かけ湯」でカラダをこれから入る温泉の温度に慣らしていくことが大切なんです。まずは、手足からそして体幹にお湯をかけてください、カラダをキレイにすることにもなり、お風呂のお湯をキレイに使うことにもなりますし、事故予防にもなりますので、かけ湯は必ず実施していただきたいと思います。。これからの時期さらに寒さがつのり、さらに温泉が恋しくなってまいりますが、絶対無事故、そして心もカラダも気持ちよく温まる温泉入浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

参考文献、朝日新聞 冬の入浴、寒暖差が大敵。

銭湯レボリューション(革命)といっても当たり前のことですが・・・。


皆さま。日頃より沢山のお客様にお越しいただき誠にありがとうございます!銭湯の日頃の心構えとして、“絶対無事故、安全安心安全、常に清潔”が絶対条件なんです。この3つは当たり前のことなんですが、今年、リニューアルから5年目ということもあり、再確認しておこうと思います。絶対無事故とは日ごろから気を付けていけば事故を起こさないことは可能なんです。よく車の事故でもハッとするヒヤッとすることが何百もあり、大事故にいたっては、無数のヒヤリやハッとが伏線としてあるらしいのですが、大体が後手、後手になることによって本来ヒヤッとやハッと程度で済むものが大事故に発展してしまうようなのです。でしたら常に先手先手で事故になる前に手をうっていけばいいだけのことなので、心構えとしても常に絶対無事故を心がけています。

いつまでも、「いい風呂だね」と言われるように♪

日ごろの設備保守、メンテナンスはお休みの月曜日もするようにしていますし、設備の不具合でご迷惑をおかけすることの無いように細心の注意を払っています。安心安全はこの絶対無事故の心構えのなかから生まれてくるものですが、誰もが安心して楽しくゆったりと温泉を楽しんでいただける銭湯を築いてまいります。常に清潔にこれは、何よりも大切でまた安全と同義語になりますので、温泉でいえば、常にフレッシュな温泉を供給すること、手足カラダが触れるところは徹底して清掃をすること、とにかく温泉利用者の義務ですが、カラダを使った分だけお風呂がキレイになりますので、労をいとわず人任せにせず、常に掃除、清掃、洗浄を徹底的に自分の手で行うことが大切なんです。

地球の恵み。温泉も日ごろの保守メンテが非常に大事になってくるんです。

本当に清掃を徹底的にしている風呂屋は独自の清掃方法(別に清掃会社を立ち上げられるくらいの、実際、今は亡き2代目は洗浄剤を開発して会社をつくったことがあるんです。笑)の一つくらいはあるはずなんです。さて、これからも清水湯はお客様に最大限に喜んでいただける銭湯として、当然のことながら無事故、安心、安全、そして清潔の温泉銭湯を築いてまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

高沢せんべい@武蔵小山。


清水湯の近くには2人のサムライがいます。それは、石岡畳店のがんこ親父と、高沢せんべいの高沢さんなんです。畳屋のおやじは後日談として、(笑)今回は高沢せんべいのこだわり職人おやじをご紹介いたします。高沢の親父さんとは、昔から商店街の最寄やイベントで、とてもお世話になっていて、世話好きで、誰からも親しまれています。そして、普段はもくもくとこだわりの美味しいお煎餅を焼いているんです。

この笑顔最高です。

息子に一枚焼き立てにお醤油つけていただきました。美味しい!

それもよく見ないと分からないからおかしいのですが、ショーケースンの後ろで焼いているから、見えなくても大きな声で挨拶すると声だけ聞こえてくるから笑っちゃいます。高沢おじさんのおせんべいは、焼きたても美味しいのですが、手作りということもあり、特別注文も受け付けてくれます。例えば、出産祝い、入学祝、特大せんべい、など大体のものは応じてくれるんです。店内は本当に昔ながらの古きよき風情ですが、品川区主催のいい店しかもらえない、クリスタル製の記念碑など、せんべい職人としても、区から表彰されているんです。

このおじさんのゆるキャラ作ったほうがいいと思うのは僕だけでしょうか。

パリパリ。焼き立ては運がいいと食べれます。笑

僕がよく買うのは、かりんとうや、3個1000円のお好みせんべいなど、大体、せんべい買うと言うよりもおじさんの元気な声を聞きに、また、元気をもらいにいくような感じなんです。それぐらい明るくて元気なおじさんなんです。運が良ければ、おじさんが、表通りから隠れるように見えない角度でもくもくと焼いているお煎餅を焼きたて醤油につけたてのできたて煎餅を食することもできますので、清水湯にお越しの際は、ぜひお立ち寄りしてみてはいかがでしょうか。武蔵小山には、いまも行き続ける元気な煎餅サムライがいることに気が付くと思います。笑

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

高沢せんべい

品川区小山2-15-4

03-3784-3075

8:30~20:00

定休日 日曜日

品川の地域情報誌まるっとさんから、【anan発行の「贅沢なおやつ」では、モデルのはなさんに紹介されている都せんべい。毎年1月に行われる品川区主催の「伝統の技と味しながわ展」にも出展 しています。オススメはざらめとしょうゆ。まだお醤油が乾ききっていない焼きたてのおせんべも運がいいと食べられるかも!】
清水湯からのアクセス

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洋食いし井あらため洋食バーデニーロになりました。


武蔵小山のディープスポットといってもただ飲み屋さんが多い地域なんですが、最近ではおしゃれなお店が急増中なんです。で、最近も良いお店がないかな~奥様と一緒に歩いていたら、前から気になっていた洋食屋さんにあった場所に新しいお店が出来てるじゃないですか。しかもなんか美味しそうな雰囲気のオーラが満載で、これは期待感が高まりました。

洋食バーに生まれ変わりました。

基本的にどこでもハンバーグを食べるんです。笑

スープも美味しい!

お水にもこだわっています。

でも、洋食いし井さんがなくなって寂しいな~と思いながら店内に入ってみると、何となく店内改装した雰囲気が、食事後に家に帰ってパソコンで調べて判明したのですが、やはりいし井さんがリニューアルしたということに気がついたんです。それにしても初めて食べたのですが、洋食いし井さん改め洋食バーデニーロさん、美味しいですね~。武蔵小山でもかなり老舗の部類に入ると思うのですが、やはり連綿と続けていくには、この美味しさがあるんでしょうね。

肉汁がじゅわーです。

ソテーもやわらか!

スイーツもうま!

そこら中になぞの杏さんの絵が・・・まさかあの杏!?

場所は武蔵小山駅の東口からでて正面の細い道(鳥勇さんや晩杯屋さんのところ)をはいっていくと直ぐ目の前にあります。さらにパワーアップした洋食デニーロさんに是非舌鼓を打ちにいってみてはいかがでしょうか。武蔵小山の良さが更に深まってきてもっとディープな武蔵小山を知りたくなってくるかもしれませんね。(笑)

武蔵小山温泉 清水湯3代目談

洋食BARデニーロ

03-3785-0143

東京都品川区小山3-20-11

営業日

[月・火・木・金]
11:30〜15:00
17:00〜23:00

[土・日・祝]
11:30~22:00

定休日 水曜日
▼清水湯からのアクセス

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子供とのコミュニケーションは銭湯がいいんです。


子供がお父さんとお風呂に入ってくれるのは男の子で11歳ぐらいまで、女の子は9歳ぐらいまでと言われています。(そのうち入らなくなると思うと寂しいのですが・・・)そこで、まだまだ、子供たちが、だんだん部活だとか勉強だとか、バイトであまり親と遊ばなくなる前にたくさんコミュニケーションをとっておこうと思いますが、それにはやはり銭湯でお風呂に一緒に入ることをおすすめいたします。(子供は東京都の条例では10歳以上は混浴できないとあります。)

親子で温泉最高です。

ですから、個人差はあると思いますが、親子で銭湯をどんどん楽しんでみることも親子のふれあいとしておすすめなんです。普段忙しくて子供と遊べないお父さん、帰るのが遅くて子供の寝顔しか見れないお父さん、たまの休みも遠出もできないお父さん、そんなときはすぐ近場の銭湯で1,000円もあればお釣りが来る銭湯で子供たちとコミュニケーションを図ってみてはいかがでしょうか。お風呂にのんびり浸かりながら、日ごろ足りなかった親子のふれあいの時間をお風呂に入っているからこそ、できる話もあるでしょうし、話すことによって、親子の距離がぐんと縮まるものなんです。お風呂上りには温泉玉子とラムネで決まりです!

湯煙(ゆけむり)の中で親子の語らいを~。

でも子供の頃の思い出ってとくに親父が遊んでくれた思い出は、親父がいなくなってからは一段とちっちゃなことでも懐かしいものとして心に残るものなんですよね。僕もなるだけ子供との思いでつくりを一生懸命作っていますが、なにも特別なものではなくて、お風呂屋さんによく連れていってもらったなんて、あの時のことを思い出すと、心までも温かくなってくるそんなセピア色の思い出を銭湯・清水湯で作ってみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、全国浴場組合。育浴・東京ガス風呂文化研究所。

 

いくよく。(いくよくるよじゃありません・・・笑)育浴なんです。


最近では、食事の教育を食育、お風呂の教育を育浴というそうです。重ねていくよくるよ師匠のことではありません。(僕)僕もこの育浴のかんがえ方には大賛成なんです。それは、この裸の付き合いのできる唯一の地域に根ざした社交場としてあるのは、銭湯だけとかんがえているからなんです。また、銭湯の特徴として、老若男女が肩書きや、地位、名誉など関係なく、ただの裸一貫、それこそ立って半畳、寝て一畳のただの一般庶民になれる場所でもあるんです。ですから風呂場では嘘も虚栄も張れません、あるのは、すっぽんぽんの裸一貫の自分だけです。

銭湯こそが、心の温かみを作ることのできる唯一のコミュニティーなんです。

そんな中で、大人は子供に恥ずかしくない人としての振る舞い、子供は大人から注意されない社会性を身につけることが必要になり、また、礼節や一般的なマナー、お互い譲り合いや感謝の念などを培うことができるのが、銭湯の良さなんです。昔から銭湯には、いろいろ教えてくれるおじさんや、おばさんがいて、僕も子供の頃は、カラダの洗い方から魚の釣り方、学校での悩みなどもいろいろ話を聞いてくれたりしてくれた思い出があります。

人間同士の小さい差異など温泉の湯船でさっぽり流しちゃいましょう。

こういった裸で付き合える、地域の社交場は銭湯しかないのではないでしょうか。やはり人は一人では生きていけませんし、挨拶できる人や話ができる人が居るということは、なによりも生活がパッと明るくなってくるものですし、お風呂に入ってサッパリ気持ちよくなることだけでも十分なのですが、なぜか知らず知らずにお風呂の入り方も覚えることをかんがえると、このお風呂のある銭湯という広場は、一般常識やマナーを育む場所として適していると思えるのは僕だけではないと思うんです。お休みの日はご家族で、またお一人様でも、銭湯を身近なものとして、自然と人の振りを見ながら我が振りを見つめ直せる銭湯にきていただいて、育浴されてみてはいかがでしょうか。銭湯の思い出はいつまでも心に残っているものなんです。

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

 

 

和温療法とは。(わおん)


先日のたけしの家庭の医学にもとりあげられていましたが、和温療法とは何なのか、少し掘り下げて調べてみようと思います。そもそもは鹿児島大学大学院の鄭忠和先生が提唱されている新しい治療法なんです。和温とは【なごみ、あたためる】という意味で、温熱療法として慢性心不全、閉塞性動脈硬化、慢性疲労症候群、繊維筋痛などに効果をあらわしているんです。鄭先生の温熱療法はいわゆる癌(がん)の局所的な温熱治療と違い、全身的な「和む程度の温度での全身療法」なんだそうです。この和温療法のいいところは外科的な心的、身的負担がなく、誰にでも安全で安心に優しく治療のできる療法ということなんです。

地域に貢献する銭湯を目指しています。

この和温療法は約10分から15分の加温でカラダの深部温度を1度から1、5度上昇させて更に30分間の保温状態でカラダの体温を上げた状態で保持することなんです。これだけで、薬物療法では難治性の心臓移植の適応となる重症心不全、難治性潰瘍、閉塞性動脈硬化、シェ―グレン症候群に伴う唾液分泌不全などに全身の血管機能を改善して、中すい、末梢神経などを活性化させることで効果をあらわすんです。

健康的な生活習慣として温泉入浴を取り入れてみては如何でしょうか。

また、和温療法を一日1回、35日間続けると一酸化窒素等が増えて、血流の改善が得られるんです。と、鄭先生の和温療法のホームページの文章をそのまま書き出してみましたが、要するに気持ちよく普段の生活習慣のなかでお風呂に入り、カラダを和ませてあげて、一日の疲れをとってあげて、明日への活力を充填してあげながら、健康になっていけばいいだけのことのように思います。昔からお風呂、温泉入浴は日本人の健康の元となっていますし、切っても切れない健康文化なんですよね。日本人の大好きなお風呂文化がそのまま健康文化というこの素晴らしい日本文化をこれからも、一銭湯として守り続けていきたいと思います。

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

参考文献、和温療法21世紀の革新的治療法。鄭忠和先生。