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気持ち良ければいいんです!(温泉最高ブログ)


そもそも家庭にお風呂があるのになんで銭湯のお風呂に行かなくちゃいけないのか・・・。そんな疑問を常にもつようにしています。それは子供のころからの銭湯入浴と関係してるんです。何となくカラダを洗うためだけの子供の時分はいまいちお風呂の良さがわからなかったんですが、少し物心がついたくらいから、お風呂に(この場合旧清水湯の銭湯のお風呂のこと)はいると近所の悪がき達がはいっていて、風呂場で石鹸の泡ををお尻につけて壁を蹴り、どこまで滑れるかを競ったり、近所のお爺さんに釣りの仕方を教わったり、(このお爺さんには毎週のように今は埋め立てられてディズニーランドになっちゃったけど浦安の堤防によく釣りに連れて行ってもらったんです)カラダの洗い方から、背中のながし方までいろんなことを教えてもらっているうちに銭湯の良さがわかってきた気がするんです。

2代目の父が掘り当てた「黒湯」も最高なんです。

2代目の父が掘り当てた「黒湯」も最高なんです。

さらにもう少し大きくなって僕の場合は水泳でしたが、運動後にはいる銭湯のお風呂は疲れがとれてよく眠れるし、子供ながら銭湯の息子でよかったな~と思うこともしばしばだったんです。でも正直、昔の清水湯はお湯が熱すぎて、塩素がきついし、たまにいやだな~と思うこともあったし、正直風呂屋なのに何度か湯あたりしてぶっ倒れたこともありました。笑 正直、湯あたりのブラックアウトって完全に意識が飛んじゃうので倒れ方も頭からバタンって感じで、しこたま頭を固いタイルに打ち付けることになるので、気が付いたらたんこぶが出来ていたなんてこともありました。その熱湯銭湯生まれの息子が言うのですから、ほぼ間違いはないと思うのですが、お湯には適温があってカラダに負担をかけずに日々の健康入浴を習慣化させるためには、気持ちいいとおもえる温度が自身の最適温度ではないかと思うんですね。

黄金の湯は、最近特に黄色みが強くなってきたと思います。

黄金の湯は、最近特に黄色みが強くなってきたと思います。

すべての人が頑健なカラダをもっているとは限りませんし、修験者じゃないですし、日々の体調もあるので、時にはいつもはいっているぬるめのお湯でさえ熱く感じることもあるので、その日その日に自身の体調と対話しながら、無理のない健康入浴を心がけてみてはいかがでしょうか。中山きんに君のように「おい!きょうの俺調子がいいぞ!」「おー!調子がいいけど長湯は禁物だな」みたいな感じで生涯銭湯健康入浴を実践してみてはいかがでしょうか。きっとカラダの芯から健康になっていくことでしょう。

武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。