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予防医学のための温泉入浴。


昨日3月11日はアヒルちゃん風呂を開催、大好評のなか終了いたしました。100匹いたアヒルちゃんも終了時には20匹のみとなっていましたが、優しいご主人に引き取られて行ったことと思います。(笑)さて先日、10年ぶりにインフルエンザにかかり、(しかもA型、B型順番に。)B型が結構しつこくて最近まで調子が出なかったのですが、お風呂に入ってもなんか逆上せそうになるし、普段人一倍頑健にできていたので、今回はつくづく健康の大切さを身に染みました。インフルは普通の風邪と違いウイルス感染ですので、徐々に喉から気管支、肺とウイルスが広がっていくのが実感として分かるんですよね。インフルだけは、うつされたら直ぐにお医者さんに行ってイナビルなどを処方してもらう事をおススメいたします。気合で直そうとすると、ウイルスがどんどん体の奥の方へ行ってしまいこじらせてしまう可能性が高いです。さて、病気と言うとインフルのようにウイルスや風邪のように細菌で病気になることや、いわゆる生活習慣の中で徐々に体調を崩していくケースがあります。

冷えは万病の元です。

インフルなどはお天気でいうと、突然の通り雨のようなもので、生活習慣病は長期予報のお天気のようにある程度予測を立てやすいのが特徴ではないかと思います。予測がつくなら、まさに予防することも可能なんだと思います。そこで、本棚にあった「温泉に入ると病気に鳴らない」(松田忠徳著)と言うタイトルの本を読みながら温泉が健康に及ぼす効能を説明したいと思います。松田先生曰く「戦後の日本では現代(西洋)医学が温泉医学を駆逐した感がありますが、温泉に入ることで私たちが得るものは温泉に含まれた温泉成分だけでは説明のつかないものもあります。それは普段の入浴と違う広いお風呂に入る“転地効果”、または“温熱効果”があります。」、「身体を温めるだけなら家庭風呂でも出来ますが、温泉と家庭風呂ではその“温熱効果に大変な差があります。本物の温泉は“生きたお湯”なので私たちの細胞を活性化させる「還元力」があります。

最近は完全に調子が戻ってきています。

体が覚めにくく、いつまでも温かいとうことを経験された方も多いと思います。さて一方、家庭風呂の水道水は塩素が入っており、塩素は人体に好ましくない物質ですから、体表温度を下げて体内に吸収しないように生体防御反応が起こります。ですから家庭風呂の水道水風呂は体が温まりにくいと言われています。」、「古来より冷えは万病のもとと言われており、西洋医学の弱点、予防医学の第一歩として温泉療法はがんなどを含めて予防医学につながると信じています。」趣意。このように温泉の持っているパワーは可能性を含んでいるのでしょう。確かに水道水の塩素測定をすると0,4パーセント(残留塩素濃度)として出てきます。これが、人体に影響がなければいいとは思いますが、いずれにしろ天地からの恵みである天然温泉を450円という銭湯価格で2つの温泉が楽しめるのは清水湯の特徴ですので、風邪をひきずらい体質にする、生活習慣病の予防に、積極的に温泉入浴を楽しみながら健康に役立ててみてはいかがでしょうか。

参考文献、松田忠徳著、温泉に入ると病気にならない

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。