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消費カロリーの算術方法☆温泉版。


皆さま、温泉を温度で分類すると4個に分けられるってご存知でしたでしょうか?まず、冷たい順から25度未満を「冷鉱泉」、25度~34度未満を「低温泉」、34度~42度未満を「温泉」、42度以上を「高温浴」と言います。そして入浴の温度による分類は25度未満を「冷水浴」、25度~34度を「低温浴」、35度~36度を「不感温度浴」、37度~39度を微温浴、40度~41度を「温浴」、42度以上を「高温浴」と言うそうです。水温が38度以上になると心拍数が増加してきて、42度以上の高温浴では、交感神経を緊張させる作用があり、朝起きたときの入浴は心身ともに活動的な状態を作りだします。

温泉は健康の源泉です。

逆に37度~39度の微温浴では、副交感神経が刺激されるため、睡眠前などに良いとされていて睡眠導入剤的な作用をします。さて、お風呂に入ることによってどのくらいの熱量が消費されるかと言いますと、体重1キロ当たり、1分間に0・0606kcalと言われています。例えば60キロの人が20分入浴すると73kcal程度消費する計算になります。

清水湯はだいたい42度前後です。

この入浴による消費カロリーは水温が反映されていないのですが、温度が高くなるほどに消費カロリーが多くなります。42度で20分浸かると220キロカロリー、40度では110キロカロリー、39度では50キロカロリーとなります。一つの目安として【体重1キロ、1分間、0,0606kcal】を覚えて入浴の際のカロリーコントロールに役立ててみては如何でしょうか。

参考文献、大塚吉則著 温泉療法(かなりの分段を引用せていただきました。)

武蔵小山温泉・清水湯、川越太郎