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運動の効能(ウオーキングのすすめ)


先日、厚生労働省の素案として「健康日本21」を簡単にご紹介いたしました。実は清水湯の3代目は厚生労働省認定の健康運動指導士なんです。とにかく、どこまでも体を動かすことが大好きなんですね。正直、頭使うより体使う方が性に合っています。(笑)健康日本21とは、早い話が増大する介護保険、医療保険を国民が健康になることによって、税金である保険を少しでも抑えることを主眼としています。健康イコール医者いらずイコール医療保険抑制みたいな構図なんですね。僕は、あくまでも清水湯の風呂屋のおやじの立場から健康を考えて尚且つ理論的に実証されているかが必要と考えて健康運動指導士を所得した経緯があり、また健康増進施設として清水湯を地域に開かれた施設として貢献できればとの思いもあったんです。

僕もなるべく歩くようにしています。

(今では、健康運動指導士であることでの健康増進施設に認定することのメリットがあまりないことに、気がつき単純に温泉の効能に健康の付加価値を求めています。)さて、純粋に運動の効能は素晴らしいものがあるのは誰もが体を動かすことで実感できるものです。僕の大好きな著者の石原結實先生の「温め美人プログラム」にもありますが、生活習慣を改善する方法として運動の効用は見逃せない!と言っています。引用文として【人の体温の40%以上を産生しているのが、じつは筋肉、運動をすると筋肉が動きます。それによって体温が上がり「血・水・気」の流れがよくなって肥満解消にも大いに役立ち、筋肉細胞が活性化し、基礎代謝が上がってエネルギー消費量も増えます。この筋肉細胞の活性化は、運動している最中だけではなく、運動後も続くのです】と、ではどのくらい続くのでしょうか?【一回の運動で基礎代謝の上昇が続く時間は、なんと24時間!丸一日は体の中でエネルギーを消費し続けてくれるのです】とあります。たしかに運動した後、体がポカポカして気持ちいいですよね。心地いい疲労感こそ証拠なのかも知れません。更に、運動の効用はそれだけではないらしいのです。

①脂肪組織内の中性脂肪を分解し、筋肉で効率よく利用されるので体脂肪減少→体重減少につながる。

②脂肪合成酵素の活性が抑制される。

③インスリン感受性が上がって、インスリンの分泌が少なくなり、体脂肪の増加が起こりにくくなる。

④発汗したあとの気化熱がカロリーを消費してくれる。

危険因子を前もって排除するのは重要だと思います。

また筋肉の70パーセントは下半身にあります。ですから最適な運動は、石原先生も言っていますが、「ウオーキング」と言えるのです。気軽に手軽に実行できるウオーキング、その歩数の目安は先ほど発表された【健康日本21】の女性なら「8000歩」、男性なら「8500歩」なんです。ですがこの歩数、簡単に言いますが結構しんどいんです。距離にするとおおよそ6キロメートル、時間にして1時間半。結構ありますよね。最初は、生活習慣を改善する意味では、運動を始めて脂肪が燃え始めるのが20分ぐらいからですから、20分以上歩く目安で30分ぐらい歩くことを目安にして上記の①から④の効用をあげていくことから始めてもいいかもしれませんね。ついでに歩き疲れたら清水湯でしっかりと疲れを洗い流してくださいませ。(笑)

参考文献、「健康日本21」厚生労働省。    石原結實著、「温め美人プログラム」。

参考URL ダイエットコラム  http://slism.jp/communication/health21.html

武蔵小山温泉・清水湯専属、健康運動指導士。