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食事バランスガイドとは。


皆さま、食物がコマのように回っているイラストを見たことがありますでしょうか?厚生労働省と農林水産省が推奨している食生活の指針なんですね。具体的な食事の望ましい形として分かり易くイラスト化したのがこの食事バランスガイドなんです。具体的にこのバランスガイドの説明をしてみます。

①十分な摂取の望まれる主食、副菜、主菜の順に上から並べて、牛乳、乳製品、果物については同程度に並べて表記している

②コマのイラスト中には各料理の区分における1日に摂る目安量を示している。(区分ごとの単位はSVサービングで表している)

③コマの形は、食事バランスが悪くなると倒れてしまうことを表わしていて、またコマが回転する=運動することによって初めて安定することを表わしている。

④菓子、嗜好品(飲料)はコマを回すためのヒモとして表現され、「楽しく適度に」とのメッセージが込められている。

⑤油脂、調味料については、イラストとして表現していないが、食事全体のエネルギーやナトリウム摂取量に大きく寄与するものであり、実際の食事選択の場面で幼児される際は、総エネルギー、脂質および食塩相当量も合せて情報提供されることが望ましい。

⑥水、お茶は料理、飲み物として十分量を摂る必要があるという象徴的なイメージをコマの軸として表現している。

⑦基本形で想定しているエネルギー量はおよそ2,200±200kcalでほとんどの女性と身体活動レベルの低い男性がここに含まれる。

よーく見ると意味がだんだん分かってきます(笑)

各料理区分のSV(サービング量)の考え方

①主食 (ごはん、ぱん、麺) おにぎり1つがSV一つ分に当たる。

②副菜 (野菜、きのこ、いも、海藻類) 主材料が70グラムがSV1つ分に当たる。野菜サラダの小鉢がこの一つ分に当たる。

③主菜(肉、魚、玉子、大豆類) 鶏卵1個を使った料理がSV一つ分に当たる。

④牛乳・乳製品 カルシウム100mgが目安、牛乳コップ半分がSV一つ分に当たる。

⑤果物 ビタミンC,カリウムの供給源として100g(ミカン一個分)がSV一個分に当たる。

とりあえず厚生労働省の食事見本です。

単純に食事バランスガイドとは、何をどのように食べたらいいのか分からない時に、一日の食事をバランスよく食べるために分かり易くイラストにしたものです。このコマを見て更に分かりづらくなった方も基本はよく噛んで、「腹八分目」で野菜を多めのバランスの良い食事を心がけてください。「医食同源」運動も休養も温泉も大切ですがダイレクトに体に取り込む食事は更に大切です。快食快眠快便を心がけて清水湯の温泉で心も体もリフレッシュしながら更にバランスの良い食事で健康と快適な生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

農林水産省のコマの説明。http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/

適量チェックチャート http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/pdf/check_chart.pdf

SV サービング (食事の提供料)

12歳から69歳まで大体の目安 主食5~7、副菜5~6、主菜3~5、牛乳2~3、果物2 となっています。

武蔵小山温泉専属健康運動指導士。