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眠るという意味って。(新聞コラムから)


今回も健康ネタです。色んな角度から、温泉と健康をつなぎ合わせていきたいと思います。そのなかでご自身に合った健康のセオリーの糸口になっていただけたらと思います。最近の睡眠について「睡眠の質」ということにたいして日本人の3人に1人は満足していないというアンケート結果が出ています。(製薬会社サノファ・アベンティス調査)これからの夏の寝苦しいシーズンと、身近な友人でも不眠症の人がいるので、その顔を思い浮かべながら睡眠について調べてみたいと思いますスリープ&ストレスクリニックの林田健一院長が快眠のコツをこのように教えてくれています。睡眠は一日の疲れを回復するために眠るのが第一の目的ですが、そのほかにもさまざまな役割があるようです。その一つが、

質の良い睡眠は温泉入浴で♪

①脳がエネルギーを蓄える  脳は起きている時に膨大なエネルギーを使っています。昼間に学習したことを整理してカラダに覚え込む作業をしています。感情をともなった記憶は整理・固定されストレスが緩和されます。寝ないとイライラするのはこのためなんですね。

②ホルモンを分泌  眠っている間に2大ホルモンが分泌されます。1つは成長ホルモン。とくに美肌を維持するのに不可欠なホルモン。もう一つはコルチゾール。ストレスに対応するホルモンで、成長ホルモンは寝付いてから3時間の深い睡眠で分泌されるのにたいしてコルチゾールは睡眠の後半から目覚める直前にかけて増えていきます。

③心身のバランス維持  睡眠には、自律神経を調整する役目もあります。寝不足はカラダのバランスが崩れやすく精神にも支障をきたしていきます。

④免疫力を強化  快適な睡眠は免疫力を強化します。免疫状態が活性化している時(風邪などで具合が悪い時など)は眠くなるのは免疫系の働きによるものです。質の良い睡眠をとることが爽やかな目覚めを導き、健康的な生活を送れるんですね。

快適な睡眠が、快適な活動を導きます。

さらに質の良い睡眠には、実は入浴も効果的なんです。就寝の1時間から2時間前までに入浴をすませておくのがベストです。夏はシャワーでと言う方も多いかと思いますが、是非、清水湯の温泉入浴で質実ともなった睡眠を手にいれて、元気一杯なこれからの夏本番に備えてみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、S新聞暮らしのアンテナ スリープ&ストレスクリニック 院長 林田健一氏

健康寿命!@厚生労働省


健康寿命とは、病気や老化で介護を受けたりせずに元気ハツラツと健康的に生活が出来る期間を表わします。いわゆる「平均寿命」は健康、不健康関係なく生きている寿命の平均とですが、この健康寿命は能動的に元気でいられることを前提にしているので出来たら僕なんかは常に健康で多少の怪我、病気はしても海や山へ健康的に遊びに行けることが大切だと考えちゃいます。この健康寿命男女とも平寿命に比べると10歳前後の開きがあるようです。それは長生き高齢化・高寿命化になって久しいのですが、それは医療の進歩であったり、本来の活動的な健康的なせいかつが出来る期間の寿命とは大きく差があるため、この健康寿命を延ばすための生活習慣の改善法があるらしいのでご紹介いたします。それは大別して4つのキーワードなんです。①テクテク②カミカミ③ニコニコ④ドキドキなんです。さらにご説明すると、

テクテク♪

①テクテク  これはウオーキング(散歩)のことですね。ひまん、動脈硬化を抑制して足腰の強化になり、全身運動が大脳を刺激、夕食前のテクテクが脂肪を燃焼しやすく食後の熱エネルギーにしやすくなります。四季を感じながらのんびり歩くのもストレス解消につながります。

②カミカミ  バランスの良い食事に良く噛んで食べる習慣。咀嚼(かむ)すると唾液が分泌「唾液には発がん性物質を減らす酵素が含まれています」また老化予防に役立つパロチンとういホルモンがあり消化も助け誤嚥(ごえん)の予防にもなります。健康長寿食の和食がおススメです。

③ニコニコ  「笑は副作用の無いクスリ」と言われています。ストレス発散、免疫力アップ、自律神経の安定など笑うだけでがん細胞を攻撃するNK(ナチュラルキラー細胞)が活性化します。ニコニコにはくよくよしない、前向きという要素も含まれています。

④ドキドキ  感動は脳の前頭葉にいい刺激を与えます。「色気とおしゃれも忘れずに」したいものです。趣味や仲間作りボランティアなど人と人とのつながりを大切にしていきたいものです。

カミカミ♪

この4つの①テクテク②カミカミ③ニコニコ④ドキドキの指針、素晴らしいですね。誰でも出来る実践なので今日からでも始めてみてはいかがでしょうか。出来たらこれに⑤ホカホカを追加して清水湯のお風呂でお友達を作って、カラダを温めて、健康的になって健康寿命を延ばしてmてはいかがでしょうか。笑

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、K新聞いきいきシニアライフ毎日健康寿命アップ監修、特定非営利活動法人・日本成人病予防協会、安村禮子専務理事。

参考画像、あなたを内側から輝かせる。加圧するめダイエット

参考画像、健康宝塚

お風呂で出来る簡単ストレッチ☆@テルマエロマエ公式本


テルマエロマエの公式本から、誰でも簡単にできるストレッチが紹介されていましたので、ちょこっとだけご紹介しちゃいましょう。

お風呂に入るだけで健康効果はあります。

①手首回し お湯の中で手首をクルクルと回す。お湯の抵抗を利用することで、血行を促進する。

②足首回し 手首と同様に、お湯の抵抗を感じながら足首を回す。柔軟や血行促進に効果あり。

③肩上げ下げ お湯につかりながら、肩を上げ下げする、あごが前にでないように姿勢に注意する。

④指そらし 肘を伸ばして、反対の手で指を手の甲側に反らせる。疲労解消には少し強めがいい。

⑤肩と腕 頭の上で、腕を伸ばす。方と腕の力を抜いて、お湯の中でゆっくりとストレッチ。

⑥腰 足を交差して肩肘を立てて、立てた方へと上体をねじる。順番に逆の方へもねじって腰の緊張緩和を。

お風呂には可能性が含まれています。

お風呂の中で、ストレッチングって実際にはテルマエロマエの方法以外んも沢山あって、自分にあった動作を行うのが一番ベターなんです。僕自身も、お風呂の形状、深度、浮力、水圧など考慮に入れながら、腰のストレッチング、大腿のストレッチング、全身の背伸び効果を目的にしたストレッチング、首の指圧効果もかねた頸部のストレッチングなど、湯船でのぼせない程度に毎日の温泉入浴の際は、必ずストレッチングを行っています。温泉入浴と適度な運動による、健康的な温泉ストレッチングを清水湯で楽しみながら実践してみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、テルマエロマエ公式オフロ本、ウチ風呂の作法。

参考画像、薬用入浴

リンパマッサージ@テルマエロマエ公式本


リンパマッサージ(ドレナージュ)とは、寒さや疲れ、ストレスなどで滞りがちになったリンパ液の流れを活性化して人体の老廃物等を排出することなんですが、(すみません専門じゃないので受け売りですが・・・・・笑)いわゆる、滞ったリンパの流れを改善してむくみを解消することがポイントのようです。そこで、テルマエロマエの公式本の中に、お顔のむくみを解消できるリンパマッサージのポイントが載っていましたので、サクッとご紹介しちゃいます。

お風呂でリンパマッサージ♪

①両手を使って、額の中央から左右のこめかみへとリンパを流す。左右同時がコツ。

②上まぶたのリンパをこめかみ方向へ流す。同様にして下まぶたも順番に流す。

③耳の後ろの耳下腺へ流したリンパを、首筋を通し鎖骨の部分まで下す。

④唇の上部を、両親指を除いた8本指で下方向に。下部はあごの方向に流す。

⑤口角からあごの付け根までフェイスラインに沿って8本の指でくるくると外回しに。

⑥あご下にたまったリンパを、耳下腺から鎖骨へと流す。

⑦耳の下部を首の方向へ流す。耳の裏側下部も同様。

⑧両手を交差させて、フェイスラインの裏側を首の方向へと流す。

⑨鎖骨のくぼみを下方向へ軽く押す。老廃物を回収したリンパが合流。念入りに。

外風呂の作法でもいけます。

お風呂に入るだけで、血液の循環が促進されて、同様にリンパの流れが良くなります。健康と美容に元祖(美人の湯)の武蔵小山温泉・清水湯の二つの天然温泉・黄金の湯と天然黒湯温泉をご堪能してみてはいかがでしょうか。温泉とリンパマッサージで最高の美人相乗効果はまちがいないと思います。笑

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、テルマエロマエ公式本、ウチ風呂の作法。

HSP(ヒートショックプロテイン)の予備知識。


普段から清水湯の温泉に浸かっているので病気しらずで、カラダはよく動くし、まだまだ強さも継続しているように感じます。これも普段の温泉入浴が健康につながっているんだと、勝手に解釈していますが、それを裏付ける医学的な理論があるのでご紹介したいと思います。今までも何度も書いているHSP(熱ショックプロテイン)理論がそうなのですが、明らかにカラダを芯から温める(これは、暑い日も寒い日も、そうでない日もカラダを温めることのによって常に身体能力が向上していけるのが不思議なんです。)ことによって健康的でアクティビティーな生活を送ることが可能になります。

冷えは万病の元。

よく考えてみて風邪をひくときってほとんどが冷えている時(冷やしてしまった時)など条件が同じ場合が多いようです。それに冷えは万病の元と古来より言われていて明らかに正しいと思いますし、実際に毎日温泉ばっか入っていると本当に良く分かるんです。他の方はどういう生活スタイルかは分かりませんが、僕的にはだいたい睡眠時間4時間前後、週一でサーフィンに行き、週2から3の空手指導に稽古、当然お風呂の掃除を夜遅くまで夫婦でしています。結構カラダを動かしているんですが、年齢的にも44歳でも結構こなせちゃうんですよね。当然、いつも寝不足気味ではありますが・・・笑。でもそんな中でも温泉入浴でカラダの芯までしっかり温めているせいかすんごく良く眠れますし、疲れもその日の内になるべくとれるようにしていますし、何と言ってもその時その時のパフォーマンスを引き出せるように心掛けているのが自然とカラダが動くから不思議です。

梅雨時の寒暖差には、カラダをよ~く温めましょう。

さて、HSP(熱ショックプロテイン)素晴らしい医学的な証明であり理論なのですが、そのなかで免疫とHSPの違いをご紹介したいと思います。実は「免疫」もHSPも病気や外的障害から自分たちを守ってくれるのですが、少しだけ性質が違うんです。それは簡単に言うと、「免疫」は免疫を獲得した病気にしか効かないのですが、HSPはあらゆる病気と闘ってくれるんです。ただどちらも深く関係しあっていてナチュラルキラー細胞(免疫系の細胞)の細胞活性化を高めたりお互いに間接的に作用しあっているんです。カラダを温めるそれは、カラダの芯を温める、いわゆる脊髄を温めることですが、清水湯の温泉は何故かよ~くカラダが温まりますので効果絶大だと思いますので是非、病気知らずの健康生活の為に温泉にどんどん入ってみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、加温生活、伊藤要子著。

風呂トレとは?(代謝アップ!?)


結構何気にしているのが、お風呂の中でのストレッチング。温まった筋肉って伸びやすくて筋疲労にとても効くんです。さて、風呂トレを実践、提唱している国士舘大学教授の水中運動が専門の須藤明治先生がおススメするお風呂入浴トレーニングなんですが、先生曰く、「お風呂に入るだけでも、十分トレーニングになる。」と言われています。

色んなトレーニングがあるものです。

入浴時の水圧、浮力などで血流がよくなり、筋肉もリラックスできると言うんです。さらにお風呂のなかで気になる筋肉や関節などを動かすだけで痛みが軽減されたり、関節の可動域が広がると言われています。さらに骨と筋肉をつなげるインナーマッスルを鍛えることも、出来るんです。自家風呂でも出来ますが、足を伸ばせる銭湯ではさらに効果的なんです。

お風呂で健康♪

お風呂に首を支点にして浮かびながら呼吸を意識してカラダを浮かすだけでも、カラダのバランスがをとるバランスボールのように無意識にカラダの全身の筋肉を緊張と緩和を促すことになって運動トレーニングに匹敵したトレーニング効果があるんです。勝手に朝日新聞さんのお風呂トレの漫画を載せておきますので清水湯で空いている時にでも実践してみてはいかがでしょうか。お風呂で健康それが一番なんですよね。笑

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、朝日新聞 be Extra LIFE 夏バテは湯船で和らげる。

参考画像、薬用入浴剤

普通の入浴とどう違うの?(熱ショックタンパク質)HSP理論!その弐


日本人が世界的にみて長生きな国民であるのは、ある意味お風呂大好き民族であると僕はにらんでいます。そこで、HSP(熱ショックプロテイン)入浴法と普通のお風呂の違いを簡単にご説明いたします。HSP入浴法の最大の目的は体温を38度にするのを目指していくというものです。その高体温にすることによって、病気に強いカラダ作りをすることが出来るんです。そしてその効能は、HSPが最高潮に増えるのはHSP入浴から2日後をピークに1日から4日までは有効とされています。(個人差があります。)

HSP(熱ショックプロテイン)!

ですからしっかりとHSPを意識してカラダの力強いタンパク質を増強するためにはけっして毎日長湯する必要は無いんです。1週間のうち2日程度でいいとされています。その他の日はサッパリカラスの行水でもいいとされています。まとめますと、週2日は健康のためのHSP入浴法、その他の日は気の向くまま好きなお風呂の入り方、そんな感じで良いのではないかと思うんです。なんでもそうですが、楽しくなくては続かない、無理は続かないんですね。笑。さらにHSP入浴法は得てして長湯になりがちになってしまいますので「のぼせ」や「脱水」などの症状がでてしまう危険性もありますので、考え方ですが正式なHSP入浴法よりも簡単な「プチHSP入浴法」をおススメいたします。

温泉で健康つくりを♪

そもそも普通のお風呂と違い、温泉自体が非常に温まり易くて、浸透圧が高い性質なので、カラダの温まり方が非常に効果的なんです。無理をしない様に普段のお風呂の入り方を実践しながら、カラダの深部を温めていく、そして一人ではなく2人でバディー(スクーバダイビングなどのパートナーの意味、危険を未然に防ぐために。大げさですが・・・)を組んでお互いが逆上せ(のぼせ)ないように安全に留意してご入浴していただきたいと思います。日本の温泉文化はそれ自体が、古来からの健康法であり、古の賢人たちの健康増進のメッセージなんですよね。大地の恵みの天然温泉をフル活用してつまらない病気など撃退して毎日健康、毎日充実の生活をおくってまいりたいと思います。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、伊藤要子著、加温生活

参考画像、北九ネット

 

急増する原因不明「不明熱」 ストレスによる心因性発熱と判明@週刊ポストから


ヤフーのガジェットニュースですんごく興味深いニュースを配信していたのでまるまる載せちゃいます。→「忙しく頑張りすぎる現代人に、原因不明の発熱「不明熱」が増えている。体温が上がるだけでなく、全身の倦怠感や集中力の低下で仕事の能率が下がり、イライラが募るなどの症状が続く。1990年以降発熱の機序が解明されたため、これらの症状が感染による発熱とは違い、ストレスが原因の心因性発熱という病気であることがわかってきた。心因性発熱は風邪など感染症による発熱とは違うので、市販の解熱剤は効かない。九州大学病院心療内科の岡孝和准教授に話を聞いた。「恒温動物が心理的ストレスにより体温が上がることは、動物実験では当たり前のこととして知られていました。

でもストレスがあるから強くなれるんです。

人間もストレスで体温が上がりますが、通常 37℃を超えることはなく自覚はありません。急性や慢性の心理的ストレスによって、体温が37℃以上となる場合、心因性発熱と診断しています」心因性発熱は3つのタイプがある。1つ目は強いストレスで急に体温が上昇し、ストレスがなくなると熱が下がるタイプ、2つ目は慢性的にストレスがかかり、 37~38℃の微熱が持続するタイプである。1と2が合併するのが3つ目のタイプで、乳幼児は1タイプが多く成人は2か3のタイプが多い。診断は発熱の原因になる身体疾患の有無、血液検査で炎症反応の有無と解熱剤の効果を検査する。炎症反応がなく、解熱剤でも熱が下がらない場合は心因性を疑う。また3~6か月前の仕事や生活環境など心理社会的背景を聞き、ストレスがあるかどうか確認する。さらに心理的ストレステストで体温が上がればストレス性と診断される。他にも、掌や足底の発汗や不眠も診断のポイントになる。」とあります。心因性とは心、精神的なものが原因ということ、現代社会にあってはまた特に最近ではストレスが増幅しているように感じますし、入口が何処からだったかも分からないぐらい大小さまざまなストレス要因が蔓延しています。

ストレスを発散しながら青空のような毎日を。

さらに厄介なことに出口が見えずらいのも特徴ですよね。ある考え方ではこの世の中を穢土と言い娑婆世界と言いますが、もとより汚れた世界なら、心だけは染まらずに清流のような清々しい心と、毀誉褒貶(きよほうへん)左右されない強い心を兼ね備えることが大切だと思います。おそらくストレスが続くと軽い発熱・微熱から心身症に移行したり、さらに深刻な病気になっていったりする可能性もありますが、ここで大切なのは、常に前向きに希望をもっていくことの大切さと、日頃からストレスを発散させる自分なりの方法を持つことにあると思うんです。ストレス学の第一人者で「ハンス・セリエ」という有名な人がいますが、小さな断続的なストレスも心身の強さによって跳ね返すことが出来るとしています。それは心身の「恒常性」という常に強くあろう、幸せになろうという本来だれもがもっている生命力の強さだと思うのですが、結論から言わせていただければ、清水湯の温泉につかってストレスなどどんどん湯船の垢にしてしまって毎日健康!、毎日幸せ!と言える温泉健康法でストレス知らずの健康生活を送ってみてはいかがでしょうか。大きな湯船でゆっくりつかっていると本当に小さい事が気にならなくなりますよ。(笑)

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

 

ハンス・セリエ(ウイキ)

参考文献(取材・構成/岩城レイ子)

※週刊ポスト2012年6月8日号(NEWS ポストセブン 6月2日(土)16時5分配信)(取材・構成/岩城レイ子氏)

参考画像、メタボ予防

やっぱこれだね~♪(熱ショックタンパク質)HSP理論!その壱。


読み進めるうちに完全にこの理論にハマりました!HSP(熱ショックプロテイン)またの名を「ストレス防御タンパク」とも呼ばれています。簡単に言うと、カラダに熱を加えることによって本来備わっているタンパク質が増えてきてストレスに負けない応援団のようなタンパク質を作り出してくれるのです。このヒートショックプロテインとんでもなく、優れものでこの元気満々のタンパク質のことを知っているのと知らないのでは大きな違いが出てきてもおかしくないくらいなんです。

季節の変わり目こそHSPです。

いつも前向きに、明るく、前途洋々と自分の大海原を自由に航海したいのなら絶対、このHSP(ヒートショックプロテイン)だと思います。だって無薬で健康的に、簡単に、誰にでも出来るから本当におススメです!また、自然治癒力を高めて、ストレス障害や病気の治療・予防、またこれこそが健康の万能薬といえるのではないでしょうか。さて実践方法ですが、日本人によって普段から馴染みのあるお風呂入浴そのものなんです。一つの目安としてHSP入浴法をのせておきたいと思います。

1、しっかりとお風呂でカラダを温める。

2、お風呂を出たら冷やさないようにする。

3、最低、週二回はHSPを意識して入浴する。(芯まで温める)

4、入浴前に約400mlの水分補給をする。

5、効果が低下してきたら無理せず1~2週間中止する(普通の入浴に切り替える)

簡単で誰にでもできる温泉浴が健康の礎に。

熱ショックプロテインは日本人なら誰もが、普段行っているなじみ深いお風呂が関与しています。昔からお風呂に入るとホッとするのも、難しい理論抜きにしてお風呂がもっている潜在能力を心とカラダが知っていたのかも知れませんね。次は普通の入浴とHSP入浴の違い、温泉入浴の違い、そしてHSPの明確な効能をご紹介していきますのでご期待くださいませ。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、ヒートショックプロテインがあなたを健康にする「加温生活」伊藤要子先生著。

参考画像、メディカルフィットネス伊万里

 

どうしても分が悪いインスリンちゃん。


身近に糖尿病の人がいるので、ついつい糖尿病の記事や、ニュースに目がいってしまいますが、糖尿病のことを伊藤要子先生が簡潔に分かり易く書かれていたので、ご紹介したいと思います。よく言われる事ですが、糖尿病は完全に贅沢病です。なぜなら50年前は血糖値が高いとか、脂質が高いとかいう人はほとんど皆無でした。なぜなら食べ物が無かったんですね。無いと言うのも語弊がありますが、食生活が今よりも全然豊かでは無かったんですね。

バランスの良い食事を♪

ここで伊藤先生が面白く解説しています。人類は10万年前にホモサピエンスが出現し、ヒトの進化の過程で、飢饉(ききん)や飢餓(きが)は幾度となくあり、これに対抗すべく体内では血糖値を上げるために5種類の方法を身につけたと言うのです。それが、「グルカゴン、成長ホルモン、恒常性ホルモン、アドレナリン、糖質コルチロイド」なんです。人類が生き残るために進化したこれらの身体の進化に比べて、血糖値を下げるのは「インスリン」一つだけなんです。

腹八分目を心がけましょう。

こんなにモノ余り、飽食の世の中になるとは思わずに進化を続けた僕たちのカラダが、飽食を続けることによってインスリンだけでは支えきれずに「糖尿病」になってしまうんです。さて、常にバランスのいい食生活を心がけて、日頃からストレスをためない健康生活を心がけて病気知らずな健康的な生活習慣を実践していきたいものです。ちなみにインスリン感受性向上は軽めの運動(温泉入浴)も効果があると言われていますので、日頃の温泉入浴健康法も忘れずに糖尿病を撃退してまいりましょう!

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、加温生活、伊藤要子先生。

NPO法人健康と温泉フォーラム http://www.onsen-forum.jp/enterprise/webworkshop/ide/