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普通の入浴とどう違うの?(熱ショックタンパク質)HSP理論!その弐


日本人が世界的にみて長生きな国民であるのは、ある意味お風呂大好き民族であると僕はにらんでいます。そこで、HSP(熱ショックプロテイン)入浴法と普通のお風呂の違いを簡単にご説明いたします。HSP入浴法の最大の目的は体温を38度にするのを目指していくというものです。その高体温にすることによって、病気に強いカラダ作りをすることが出来るんです。そしてその効能は、HSPが最高潮に増えるのはHSP入浴から2日後をピークに1日から4日までは有効とされています。(個人差があります。)

HSP(熱ショックプロテイン)!

ですからしっかりとHSPを意識してカラダの力強いタンパク質を増強するためにはけっして毎日長湯する必要は無いんです。1週間のうち2日程度でいいとされています。その他の日はサッパリカラスの行水でもいいとされています。まとめますと、週2日は健康のためのHSP入浴法、その他の日は気の向くまま好きなお風呂の入り方、そんな感じで良いのではないかと思うんです。なんでもそうですが、楽しくなくては続かない、無理は続かないんですね。笑。さらにHSP入浴法は得てして長湯になりがちになってしまいますので「のぼせ」や「脱水」などの症状がでてしまう危険性もありますので、考え方ですが正式なHSP入浴法よりも簡単な「プチHSP入浴法」をおススメいたします。

温泉で健康つくりを♪

そもそも普通のお風呂と違い、温泉自体が非常に温まり易くて、浸透圧が高い性質なので、カラダの温まり方が非常に効果的なんです。無理をしない様に普段のお風呂の入り方を実践しながら、カラダの深部を温めていく、そして一人ではなく2人でバディー(スクーバダイビングなどのパートナーの意味、危険を未然に防ぐために。大げさですが・・・)を組んでお互いが逆上せ(のぼせ)ないように安全に留意してご入浴していただきたいと思います。日本の温泉文化はそれ自体が、古来からの健康法であり、古の賢人たちの健康増進のメッセージなんですよね。大地の恵みの天然温泉をフル活用してつまらない病気など撃退して毎日健康、毎日充実の生活をおくってまいりたいと思います。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、伊藤要子著、加温生活

参考画像、北九ネット