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熱湯か?ぬる湯か?どっちがいいの?(温泉&効能)


正直どっちでもいいと思います・・・。(笑)昔から江戸ッ子の風呂の入り方は「お湯が噛みついてくるぐらいじゃなきゃダメだ」と言われているくらいの熱い風呂なんです。草津の熱湯に入るときは、入浴指導員がいて安全な入浴法を順番に教えながら入浴するので安心ですが、あまりに熱いお湯は危険性が高まってくるんです。まず、高血圧、心臓病、循環器機能が低下しているときなどはおすすめできませんし、ある一定の慣れも必要になってくるものなんです。かなり通いなれた常連さんか、またはアスリート系の熱湯健康法の方が趣向する程度のものではないでしょうか。

ぬる湯でもHSPは出てくるんです。

ぬる湯もリラクゼーションを目的としたゆったり長風呂に向いていますし、副交感神経が亢進してカラダがリセットされた感覚がするものです。胃腸の動きもよくなりますし、いわゆるHSP(ヒートショックプロテイン)も長時間入ることによって背骨を芯から温めることもできるでしょうし、カラダの負担が少なくてすむメリットもあります。清水湯の若旦那的にはあまりぬるすぎるのも好きではないのですが、その日その日の体調を自分の中で対話をしながら、その日の自分にあった入浴法を選べばいいと思うんです。けっしてステレオタイプ的こうあるべきだ的な入浴法は存在しないということなんですね。自分の心とカラダに正直に従う、それが正しい入浴法です。

都心にいながら季節のうつりかわりをかんじれるのが清水湯なんです。

都心にいながら季節のうつりかわりをかんじれるのが清水湯なんです。

ひとつだけおすすめしたいのは、温度は42度でも40度でも38度でもいいのですが、頸部と後頭部の境目にお風呂の縁(へり)にのせて、首から下は浴槽の中に沈めつつも浮力で無重力状態にしながら、心静かにゆったりとゆらぎながら入浴するスタイルが僕が一番好きな入浴法なんです。この入浴法のメリットは後頭部には無数のツボがあること、それを刺激しつつ、カラダが浮力で浮くことで呼吸が楽になり、心臓への負担も軽くなること、なにより、カラダをお湯のなかでただよわせることで、おそらく脳波はアルファー派がどっぷりでてくるのではないでしょうか。当然、手足をのばせる銭湯のお風呂ではないと難しいことではありますが。笑 みなさまのご健康とご長寿を清水湯の源泉力溢れる天然温泉で心とカラダに充てんしてみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。

参考画像  アトピなび