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温熱療法の本を読んでみて思ったこと。


母方、父方ともガン家系なので、じじいになったらガンかもなんて、若いころ考えたこともありましたが、来年45歳になると世間的には立派な中年であと5年で50歳、織田信長が幸若の「人間50年下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」を舞ったのをよく思い出しますが、あっという間に還暦になるのかと思うと、一日をそれこそ死ぬ気で生きなきゃと思う反面、ガンだけにはなりたくないという現実感がちょこっと近づいてくる感じがします。ただ、歴代の風呂屋の家系の中では断トツで健康オタクなので、案外長生きしそうです。

清水湯が健康への入口でありますように。

とにかく還暦過ぎてもサーフィンしていたいただそれだけです。(笑)さて、「敵をしること百戦危うからず」とありますが、まずは【ガン】とは何なのか調べてみようと思います。ガンとは悪性腫瘍で悪性腫瘍とはほかの細胞組織を浸潤、転移、播種(ちらばり)、生命を脅かすことにあります。また人間一人のカラダは約60兆の細胞で出来ていて、毎日、細胞分裂と増殖を繰り返しています。その中で突然変異として勝手に細部分裂を起こして増殖し、死滅すべき細胞が死滅しなくなるんです。このような細胞がかたまりとなって腫瘍、または新生物といわれる【ガン】となるんです。じつはアメリカではがん患者が減少していて、日本では増加しているのですが、まずはガンは早期発見、早期治療、そして生活習慣の改善がガンの発生率を下げるポイントなんです。ごくわずか遺伝的なガンも、特定のウイルスによるガンもありますが、ほとんどのガンは偶発的で生活習慣を改善することがガン抑制のポイントになってきます。さて、このガンにならないそもそも健康で還暦過ぎても真冬の海はたまにしか入れなくても年中サーフィンできるジジイになるためには、カラダを冷やさない、むしろ温めて血流を良くして、ガンになりにくいカラダ作りをしていくことが大切なんだと気が付くんです。

温熱療法に通じるものがあるのが、温泉入浴なんです。

生活習慣改善のポイントは実は二つ。低体温改善と酵素力の改善も一理あるとにらんでいます。たとえば、最近鹿児島のお義母さんから送ってもらった酵素ジュースは携帯電話でいうとレアアースみたいなもので、まばたきひとつとっても酵素が関係していますし、それこそ呼吸、心臓の拍動、手足の動きなど生命活動の全てをつかさどっています。また細胞のなかにはミトコンドリアという発電器官があるのですがこの働きにも酵素が関係しているのです。この酵素は低体温で活動が低下することが知られています。またガンは体温が低い程、活性化しやすく、逆に熱には弱いんです。この温熱療法のタイトル通り単純に温泉でカラダを温めることが「健康への近道」と確信しています。清水湯の温泉力が健康的なカラダ作りにお役にたてることが風呂屋冥利に尽きますので、これからの温泉シーズン、清水湯の温泉をフル活用していただいて、元気ハツラツ健康で邁進してまいりましょう!

武蔵小山温泉 清水湯三代目談。

参考文献、温熱、多角的免疫強化療法。ガーデンクリニック中町院長 医学博士 吉水信裕先生。