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脳こうそくのリハビリに良さそうです。


常連のお客様の田島さんにはプライベート情報(個人情報)なので事前に確認しました。でも毎回会う度に「ここの温泉は本当に良いんだ」、「とくに奥の(黄金の湯)は良い」といって大きく腕を開いて上下に動かして見せてくれるんです。そして「いいよ。こんなに良くなったんだ。俺のこと書いてよ。」と言ってくれるので、今回2回目なんですが、経過情報として書いちゃいます。田島さんは、脳こうそくで右半身に後遺症が残りました。お医者さんからは、右腕は肩より上に上がらないだろうと言われていました。

 

来るたびにいつも「良くなった~」「良いよ~」といってくれる田島さん。

そんな中、退院してリハビリを受ける中で、清水湯の温泉に通い続けてくれました。最初の僕の印象ですが、しばらく見ていなかったと思っていたら急に半身が不自由な状態でお風呂に入りに来てその姿をみてビックリしました。でも最初の時点から温泉に入ると良いんだーと言っていたのですが、最初の不便さからだんだんカラダが普通に動けるようになっていくのがわかるんです。田島さん自身のリハビリテーションの努力の成果だとは思うのですが、田島さん自身も言っているのですが、温泉に入ると「次の日の痛みが楽になる」と言うのです。そして「こういうカラダになって感じるけど温泉自体にパワーをもらえるんだ」と言ってくれました。

 

医者も腕は肩まで上がらないと言っていたそうです。

当然個人の感想ですから医学的な根拠は一切ないという解釈をしたほうが良いのですが、言葉は適切じゃないかもしれませんが一旦カラダの調子を崩した方の感覚では、なにかパワーを感じるような感覚があるのかもしれません。そもそも温泉を利用した温泉療法または昔からある湯治という温泉を利用した病気治療の歴史が日本にはあったことをかんがえると、あながち効果があるのかもしれません。一年通してみてみると本当に良くなっているのが分かるのですが、これから少し残った後遺症が脳こうそく発症前の状態まで戻ることを心より祈りながら清水湯が人のお役に立てるようこれからも頑張っていこうと思います。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。