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BMIについて。(ボディーマスインデックス)


みなさま、体重計って何日おきぐらいに乗っていますか?毎日乗る方もいれば、全然乗らない方もいて、体重の増減なんか気にしないって言う方もいますし体重計壊れていて乗ってないし、もともと家にないなんてという方もいらっしゃると思います。ちなみに僕は清水湯の体重計で一か月に一回か二回ぐらいのペースです。毎日体重を測ることは、一つの健康の目安としては良い事なんですが、ただ一日に何回も乗っていても、どちらかと言うと水分の増減でしかなく、そこまで細かく体重計に乗る必要は無いと思います。毎日乗るのは良いけども、体重の定期的なデータ集積は一週間に一回とかざっくりと長期的なスタンスで計測していくことをおススメします。

厚生労働省で提案しているBMIの数値。

なぜなら二、三日の体重の増減なんて当たりまえのことであって、それ自体は筋肉の増減や脂肪の増減と言うよりは水分の増減の可能性が高いのです。ですからただの汗だったり、おしっこだったり意味はありません。で何故そんなに体重なんかに囚われないでスッキリ明るくいこうかと言いますと、昔からの疑問が晴れたんです。いわゆる健康診断や運動指導の基準になる、肥満度の指数、【BMI】Body Mass Index(ボディーマスインデックス)は、日本人の基準値からすると少し欧米よりになっている傾向があるということが分かったんです。これには目から鱗でした!僕自身BMIを基準に体重を落としていったのですが、標準体重に近づけよう近づけようとすればするほど、風邪をひいたり、明らかに運動のパフォーマンスが落ちたりと、このBMIに完全に疑念を感じていたんです。それがつい最近受けた講習の中で筑波大の田中喜代治教授が完全にBMI(BMI25以上で肥満。計算式は体重/身長×身長)を根本に据えると日本人はみな肥満予備軍になると言っていました。

体重の増減より大切なものがあるのでは。

また、年齢、性別、筋肉、国籍そんなの関係なく十把一絡げ(じゅっぱひとからげ)にBMIの数値化をしていても個人の適正な体重は出てこないんだそうです。本当にそう思いました!ロングブレスダイエットで体重を90キロから78キロまで(BMIは24になります。)落としましたが、(3か月間で)空手の宗師からは病人みたいだななどと言われるし散々でした。それらがあって体重の適正はBMIだけで判断するのはおかしいぞと思っていた矢先、この田中教授の話を聞いて納得した次第なんです。肥満の定義はあくまでも安直なBMIの数値だけで表すのは愚かしいというブログでした。次回は、今回の講習で習ってきた最新の生活習慣病予防について書こうと思います。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

健康運動指導士の講習内容から。