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季節のお風呂。(今日はアヒルちゃん風呂も開催!)


5月は菖蒲湯と決まっていて結構有名ですが、伝統的に一年を通して健康のためまた、植物の旬に応じて日本の四季を愛でる風潮から植物を浮かべて(煎じて)入浴するんですね。6月はなにかと言うと、(僕も知らなかったのですが、)どくだみの湯だそうです。どくだみ(蕺草)は、ドクダミ科ドクダミ属の多年草。 別名、ドクダメ(毒溜め)、住宅周辺や道ばたなどに自生し、特に半日陰地を好む。全草に悪臭がある。開花期は5~7月頃生薬として、開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく、重薬とも書く)とされ、また、江戸時代の儒学者「貝原益軒」は著書「大和本草」に記されており、十薬の煎液には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがあると言われています。なお臭気はほとんど無くて、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよいと言われています。

どこにでも生えているどくだみ。

漢方では解毒剤として用いられ、魚腥草桔梗湯(ぎょせいそうききょうとう)、五物解毒散(ごもつげどくさん)などに処方される。どくだみ湯には毛細血管を強化してカラダを温め、ブドウ球菌の繁殖を抑える働きがあり、汗疹(あせも)、湿疹(しっしん)などの吹き出物を鎮めて新陳代謝を高めて、お肌がつるつるする効果があると言われています。開花期は5~7月頃なので、ちょっと日陰の庭先や空き地などの普通に咲いているのを雑草取りがてらどくだみをとって、そのままお風呂に入れてみてはいかがでしょうか。

今日はアヒルちゃん風呂も開催!

ご自宅でも楽しめる薬湯、今のジメジメした梅雨の季節にはもってこいです。また、そんなのめんどくさいと言われる方は清水湯の最高の天然温泉でひとっプロ浴びていただいて心もカラダもスッキリ!いつでも健康的で充実した毎日を送れることは間違いないと思いますので、スタッフ一同皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、テルマエロマエ公式オフロ本・ウチの風呂の作法

参考文献、ウイキペディア