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銭湯新聞ってご存知ですか?


銭湯に機関誌があるのをご存知でしょうか?まず、一般の方は目にすることのない新聞ですが、毎月一回1日に発行している二つ折りの4面のみの新聞です。大体1面には全国公衆浴場関係が半分ぐらい割いていて、その下半分が生活衛生関係(厚生労働省との関連事項)ほぼ半分が広告で残りが銭湯ローカル情報系、時事通信系、(といっても経済、社会、などは一切なく銭湯がらみです。)先月号は大人気コミックの「テルマエ」(テルマエ・ロマエ)などが掲載されていました。

浴場新聞のセントウ紀行。

で必ず変わらず載っているのが、都道府県別入浴料金表。ちなみに東京都は450円(大人、神奈川県も一緒)ですが、埼玉県は410円、千葉県は420円となっています。なぜか清水湯の先代である2代目は毎月この銭湯新聞をいまだに理解できないのですが、ホルダーに保管していました。笑。でもたまに目を見張る記事も乗っていることがあります。特に最近話題のエコロジー銭湯(エコ銭湯)などは、銭湯1件がおこなっても意味がないので、全浴場の銭湯が一致団結して環境負荷の削減(CO2)問題などに地域の灯台として率先していく事は、大切ですし、その啓蒙活動の機関誌として銭湯の浴場新聞がお役にたつことが、非常に意味のあることだと思います。

銭湯回帰につながるといいものです。

最近の紙面を見ていて思うのは、どこかで世代交代したのかなと思う所があります。正直少し前までは、古臭いことしか載っていなかったのですが、笑。最近では刷新してきたように感じますし、銭湯の存在意義の向上こそ、銭湯の残る道であるという気風を感じる事が出来るようになりました。お客様目線でこれからも、皆さまに喜んでいただける銭湯を浴場新聞共々に進んでまいりますので、銭湯をこれからも何卒宜しくお願い申し上げます。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、全国浴場新聞。