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読書感想「全裸監督」(武蔵小山温泉書評ブログ)


世の中ギラギラしていたバブル前夜。街にあふれていたビニ本をバターでこすったモザイクが消えたとおもったら印刷自体が消えていたという悲劇に見舞われた黒木かおると同い年だった18の夏。どうもあの独特なトークが苦手で村西作品は見たことがなかったAV作品。でも昨年読んだ「全裸監督」は度肝を抜かされました。借金50億(矢沢か!?)、当時また逮捕されたよ的な報道をよく目にして別世界の人と認識していた村西監督。

きっと性的趣向も違うんだろうなと。そんな監督の自伝的小説「全裸監督」読むほどにはちゃめちゃなAVの世界。そして芸能界とのつながり、村西監督の元から巣立っていった今をときめく人材群。ただほら貝を吹かせていただけではなかったのです。今、ネットフリックスでも絶賛放映中の「全裸監督」AV革命をおこした時代の寵児「全裸監督」書籍もネットフリックスも最高です。

武蔵小山温泉 若旦那談。

「全裸監督」