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フェイスブックページの敬称について(武蔵小山温泉礼節ブログ)


若旦那は無学ですが、礼儀にはちょっとうるさいんです。そもそも昔の人間ということもありますが、ずーっと運動部でしたし、こどものころから地域では強豪のスイミングスクールに通っていました。やはり指導者は国士舘あたりからきていたので超怖かったですし、先輩後輩は普通に中学校ぐらいから厳しかった時代です。とにかく挨拶、礼儀にはうるさかった。いまでも空手道場に通っていて来月3段の審査がひかえているのですが、この年でも10人組手いっさい手加減なしで組手しますからきっと死んじゃうかもしれません。とくに武道は礼節を重んじるといわれています。その最大の理由は、お互い信頼と礼節このふたつがないと普段の稽古の組手や約束組手程度でも大けがしてしまうからなんです。お互いが一見殴り殴られ蹴り蹴られという野蛮な行為のように見えるのですが、じつは顔面を殴らないとか下段蹴りなかりして相手も関節を不能にしてしまうとか、人間性の欠ける組手は基本的にしないものなんです。あくまでも人間力を強く、また高めるためのものであり、その底流にながれるのはあくまでも相手を尊重し、信頼しながらまるで自分をうつす鏡のように自分の弱さ、強さ、を相手に写しだしながら戦うことによって弱い自分を乗り越えていくことが出来る。

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それが武道であり空手じゃないかとおもうんです。さて、前置きはながくなりましたが、武蔵小山温泉フェイスブックページのコメント欄に沢山の方から励ましのコメントをいただきます。じつは最初の時敬称を「様」にするか、「さん」にするか非常に悩みました。僕の結論はあえて「さん」でした。その理由はおそらくコメントをやりとする中でそれも複数回、複数日のなかで「様」でやり取りし続けると不自然じゃないかと考えたんです。実際フェイスブックのなかだけではなく清水湯に実際来てくれるお客さまもいて仲良くなっている中で「様」は遠い感じがするんじゃないでしょうか。僕は仲良くなりたいのです。数ある銭湯のなかからわざわざ清水湯を選んできていただいているのですから。でも清水湯の若旦那は様じゃなく「さん」づけで礼儀がないななんて思わないでくださいね。たまにまちがえてお客さまに挨拶するときに「押忍!」といってしまうことがあるのですから・・・。それにいつも寝る前に「今日も皆さまありがとうございました。おやすみなさい」が日課の若旦那なんですから・・・。(笑)

武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。