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おばあちゃんの知恵袋健康法!(温泉雑談)


お風呂に入る=カラダを温めることに通じます。さらにお風呂に入る=カラダがきれいになる。そしてお風呂に入る=理屈なしに気持ちいい。早い話が、カラダにも心にも子持ち良いことなんです。巷ではなんとか細胞が騒がれていましたが、カラダを温めることによる一つの医学的な論拠(エビデンス)はHSP理論なんです。

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HSPとは(ヒートショックプロテイン)の略で、もともと僕たちの体の中には、ちょうどお風呂の温度で温めると健康的になろうという健康細胞が増えるようになっているんです。昔からおばあちゃんの知恵袋的に「お腹は冷やしちゃだめよ」とか「カラダの芯まで温めなさい」なんて言われていたのは、実生活の中から蓄積された健康生活の賜物なんですね。たしかにカラダを温めると気持ちがいいですし、どばっと汗をかくだけでも、血の巡りが良くなった気がしてちょっとした不調も改善するのがわかるんです。世の中には「論より証拠」という言葉がありますが、まさに実体験のなかに息づいた「お風呂健康法」は昔も今も変わらぬおばあちゃんの優しい知恵袋的な健康法なのかもしれませんね。

武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。